長く立つ稽古について

武術で長時間低い姿勢のままでいる稽古があるけど、立ち方や筋力を鍛えるより、本質的には「人は立とうと思わないと立てない」ことを知る為の稽古でそれを理解すると心と身体の関係性が見えてくる

物理学でリンゴが落ちて引力を説明するが、武術家はそれでは「何故人は立てるのか？」のを観察する

低い姿勢で限界まで立つ稽古をやると、最後は苦しくて立つのを諦めた瞬間に立てなくなる

普段もそうで、他に考え事をしていても立っているなら、その姿勢を維持する為に待機電力のように立つ為の心の力が使われているし、この力は人によって違うし鍛えることも出来る


例えば瞬き(まばたき)は無意識でしてるようで良く観察すると一回一回、瞬きしよう。という意思によって瞬きが起きる。これは連続で瞬きすると良く分かる。普段は意思や心が一瞬で速すぎて捉えられていないだけ、近い感覚として「心が先で動作は遅れて現れる」というのは空手をやっていると良く分かる

基本稽古では、打つと思った後、身体にギリギリまで待たせてから動くようにすると

弓矢を離した時に技が出るような感覚になる

こうすると手放した時に技が出るので相手に読まれにくい

自然に歩く

例えば「歩き方」を何処かで指導を受け姿勢や重心移動、足捌きなど練習してる人を動画で撮って、次に「それ全部忘れていいのであそこにあるコップを取りにいって下さい」と歩いてもらって動画に撮って、両方見せると前者の歩きの不自然さに気付きすぐ良くなる
まずは目的意識。型の根底にあるのもそれ

透明な力を得るには

「透明な力」を身に付けようとしても無駄。そうじゃなくて「邪悪な力」(筋肉に頼った力)を見つけ失くしてくのが稽古
達人がいて凡人がいるんじゃない。特別な力を得るんじゃない、本来誰でも出来ることを邪魔してる要素を消して出来るようになるのが武術の技。
だから出来るようになっても偉くない。

と、そのような思考で稽古するようにと先生から教わっていたのを思い出す

特別な力を手に入れる為(達人になる為)の稽古と、本来誰でも出来るけど何か理由があり出来ないことを出来るように稽古する(人並みになる)
では精神作用が全然違う

映画「大阪闇金 」公開初日&舞台挨拶

ずっとこの日を楽しみに待っていたのですが 石原貴洋監督 作品「大阪闇金」初日＆舞台挨拶を見に東京に行きました

今、夜行バスでトンボ帰りしてます

柾木玲弥さん 中野英雄さん榊原徹士さん 兒玉遥さん そして海道力也さん 出てくる人全てがド迫力の演技で終止圧巻の映画でした

今回、黒猫カルチェですが本作品に少し出演させて頂きました

ご縁があり、アクションアクターとしてのお仕事でした

エンドロールで名前が出たのを見た時は感動して
石原監督の作品に関われたことに胸が熱くなりました

本当に凄い映画です！!

大阪闇金 大ヒットしますように!!

メチャメチャ面白いので皆様 是非 見に行って下さったら嬉しいです！!


今後の情報～

『大阪闇金』

池袋シネマ・ロサ にて

4月11日(日)〜16日(金)
19:10~(上映終了20:55)

4月24日（土）〜 #第七藝術劇場

（大阪）1週間限定上映

映画予告
https://t.co/Ds9DpXCXjo

律芯館のYouTube番組「放送武」

律芯館では空手の動画

https://youtube.com/playlist?list=PLojgOSGfp3N7h-K8ImXOfPvmgkbHdJY43

以外に、色々な動画をYouTubeで番組形式で公開しています。

【放送武】と呼んでるのですが、凄くポップで楽しい雰囲気です。武道のイメージからすると珍しいかもしれませんが、律芯館の雰囲気も伝わると思いますので是非見て頂けたらと思います


【音楽×武術】サブカル番組～放送武

https://youtube.com/playlist?list=PLojgOSGfp3N4n8JzAD4eVGgSYaJFSBySA

世界の珍しい武術・格闘技道場紹介

https://youtube.com/playlist?list=PLojgOSGfp3N6MI27BuynA6OKyBfISQSUo


【放送武】猫カフェ応援団！!
https://youtube.com/playlist?list=PLojgOSGfp3N6R6wMdieVzkH7msxdJ9Q-G