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神戸市中央区にて「古流空手、古流柔術」を指導をしている【律芯館】のブログです。 「歴史ある武術を稽古することで得られる心身の洞察力によって、 生き方を深め、自分だけでなく大切な人や周りの人も守れる強さを身に付けること。もし暗い闇の中で何かに怯え苦しむ人がいれば、武術がそこに光を灯せる存在になればという信念に基づいて稽古.指導を行っています」

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【律芯館武術コラム(3)護身術における「間合い」という技術について】

第一回目のコラムでは、逃げる為の抜手術について説明しました。

実際は、この状況下に置かれること自体が異常事態なので、抜手術というのは危険度MAXの時の技術になります。

次はその危険そのものを回避する技術についての話になります。


◆「間合いについて、、」 


古流柔術ではその技術を「間合い」という言葉で学びます。


この間合い、について学ぶ時ですが重要なのは、何においての「間合い」か?という部分です。



例えば、タイミングなどを要求される、剣道や競技空手などでは、間合いは=「打つべきタイミン
グ」という意味になりますし、刀なら、巻き藁を切る為の間合い。仮想敵の間合いなど、それぞれあるでしょう。

人と親密になる為の間合い。というのは刻々変化します。




☆★

その中で護身術における間合いというのは、「自分が知らない人」との距離についての話になります



その相手に対して自分が身を守れる最少限度の距離を境に、間合いの内。間合いの外。という風に分けます。


この距離ですが武術では、相手が半歩踏み込んで届く距離が間合いの内。


持っている武器や蹴り技を含め、相手が半歩踏み込んでも届かない距離にいれば間合いの外です。
つまり「いちっ」という一つの動きで届く時は、相手は自分の間合いの内にいるので、相手が動く
と同時に自分も動かないと攻撃が避けれません。


逆に、間合いの外に相手がいる場合は、相手は一度間合いに入ってからでない届かないので、2挙動必要となります。その場合は、余裕を持って相手の攻撃を避けることが出来ます



(注、間合いに入られている状態で、相手が2挙動分の動きをしてきた場合は、前に出て潰すか、2挙動分間合いを切るか、転換するかしないと確実にやられます(専門的な話))



「間合いの外に相手を置く」というのが護身では基本になります。また、これは状況、相手によっ
て一定ではなく、例えば夜道の場合などでも変わってきますので、物理的な距離感を頭に入れた上で、精神的に安心できる距離。という風に考えておくと変化に対応しやすいです。



★☆



日常生活では、間合いの内に入る人に対して関心を持つようにしておくことです。


エレベーター、電車のフォーム、などこの人少し危ないなと思ったら避けるか、間合いに入れてる
なら少し注意しておくなど、、、



武術ではそういうことを学びます。


最初は、意図的に稽古するのですが、身に着けて自然に危ないところを避けれるようになるのが目的でそうなると「護身の間合いが身についた」といえます。



というのは、護身術というのは、人を怖がりなさい。ということを教えるものではないからです。


状況や相手に応じての適切な距離感を身につけることによって、人を怖がらない。で自然に生きていけるようにする為のものです。



暴力などのトラウマで対人恐怖になった人には特に、この「知らない人に対する間合い」というの
を明確にすることで、呼吸の乱れなど精神的な不安からの解放の手助けになるのではと考えています。



★☆



「律芯館」本部道場
場所/神戸市中央区下山手通7丁目4―10 「下七会館」二階

  

講座についてはメールにてお問い合わせ下さい。

sironeko.lucy@gmail.com   

律芯館業務担当 綾香ミユキ




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